あっという間に上京生活10年目に入りました。
2009年3月に福岡から東京に移り住んで今に至ります。(最初の半年間は埼玉に住んでたので正確にはちょっと違う気がしますけど…上埼ですか笑)
進学や就職、転勤などで4月から上京してくるひとも多いと思います。
上京歴10年の経験から、東京について思うこと感じることをありのままに伝えたいと思います。
これから福岡から上京するに人に向けて、僕自身が実際に10年住んでみて感じてることをシェアしたいと思います。
目次
福岡から就職を機に上京
ぼくは大学を卒業して、就職を機に上京しました。
在学中は大学から徒歩10分のところにあるアパートで一人暮らししてました。
在学中から東京への憧れがつよくて、就職はぜったい東京!って決めてたんですね。
年に数回くらい旅行で訪れてたんですけど、そこで東京のシティライフに魅せられてしまったワケです。
就活も東京でしかしてなくて、浜松町にある会社に就職が決まったときは最高にテンション上がりました。
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家賃補助が半分あったので都内でもよかったんですけど、なぜか埼玉県を選んでました…。
川口市が埼玉だと思ってなくて、東京と勘違いしてたんです笑
エイブルの営業担当者(たしか赤羽店)のひとに部屋案内されたときにはじめて知りました。
「ところでここは東京ですか?」
「あ、埼玉です。川を挟んで東京と埼玉に分かれてるんです」
「そうなんですね・・・」
まぁ似たようなもんか!と無理やり納得させ、待ちに待った上京ライフが始まります。
東京は意外と暮らしやすい
あれから10年が経ちました。長いようであっという間だったなと。
転職したり独立したり色々あったんですけど、東京にいると意外とどうにかなってしまうのも事実だなと思います。
仕事なんて腐るほどありますし、給料も高いですしね。
ちゃんと探せば家賃安いところもたくさんあります。
ぼくなんて家賃4万7千円で暮らしてますし…。
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無職期間も半年くらいあったんですけど、それでも生活できてしまうのが東京のスゴイところです。
金欠のときは派遣会社にさんざんお世話になってます。
すぐに仕事を紹介してくれる派遣会社はたくさんあります。
一度上京した人がそのまま住みついてしまうのも無理もない話です。
物価は高いけど時給も高い
「東京は物価高い」って言いますよね。
じっさい住んでみると、意外とそうでもないかなというのが正直な感想です。
福岡よりは気持ち高いかな程度です。
肌感覚としてはほぼおなじですね。
ランチはワンコインで食べれるところも沢山あります。
渋谷・新宿あたりは飲食店の数も多いですし、オフィス街付近にはコスパのいいケータリング専門店もたくさん出店します。
オフィス宅配弁当の玉子屋さんを採用してる会社も多く、日替わり弁当が450円で食べれます。
本社の多い東京は、社食を備えてるオフィスも多いので、安く抑えようと思えばいくらでも方法はあります。
スーパーの物価は野菜とかは高めですけど、ほかはそこまで大差ないと思います。
洋服は古着で問題ないならむしろ東京のほうが安いです。
下北沢とか行くと、1万あれば全身コーデできちゃいます(しかもお釣りくる)
基本的に「衣」「食」は安くて、「住」が高いイメージです。
土地代が高いのでこればかりはしょうがないですね。
これまで7回引っ越してますけど、いちばん安いところでも家賃5万円でした。
最寄り駅は明大前で、徒歩3分のところにある木造アパートです。
1階でもこれくらいかかります。
一人暮らしなら、少なく見積もっても家賃に5万円はかかると覚悟しておきましょう。
そのかわり、給料は福岡とは比べ物にならないくらい割高です。
いま派遣社員として働いてるんですが、時給は1,400円です。
データ入力の仕事でもこんな高時給はザラにあります。
福岡だとそもそもデータ入力系の仕事も少ないですし、あっても時給1000円とかだと思います。
家賃は高くとも、給料が高いので相対的にみると安く感じるんですよね。
人が多すぎて疲弊することも
どこに行ってもひとが多すぎるのは事実です。
1300万人が狭いエリアに暮らしてるので当然ですけどね(汗)
通勤ラッシュ時は最悪
あさの満員電車はマジでヤバいです…死にますよほんと(苦笑)
とくに京浜東北線の下りは最悪でしたね。
川口から浜松町に通ってたときに利用してたんですけど、朝の通勤ラッシュの混雑ぶりはハンパないです。
新聞なんて縦に2つ折りしても読むのがやっとでした。
ギュウギュウに詰め込んだ押し寿司状態です笑
当時まだ新入社員だったのでこれは辛すぎました。
さっそく洗礼受けた気分でした。
基本的にどの路線を利用しようとも、通勤時間帯はかなりのストレスにさらされます。
京王線明大前駅には『押し屋』なるバイトが存在してるのは聞いたことがあると思います。
【押し屋】とは、ラッシュ時に溢れた乗客を中に入れて押して、ドアを閉められる様にする仕事です😅
— ☆ルシア☆ (@MaycryAlissa) November 5, 2020
息子が大学生の時にアルバイトしてたのですが、大変な労働みたいでした😥😱
この画像の2~4枚目の画像は最寄り駅の京王線です🚉👮
ラッシュ時は乗客数180%😂
左上の押し屋さんとの奮闘凄いです👏👏👏 pic.twitter.com/v0yvSkdtd1
ラッシュ時間帯に通勤しなくちゃいけない生活だと、すぐに嫌気が差すかもしれないです。
慣れれば問題ないんでしょうけど、地方から出てきていきなりあのラッシュを味わってしまうとちょっと…。
フレックスタイムを採用してる会社に就職するか、午後出勤できる仕事を選ばないかぎり通勤ラッシュ地獄からは逃れられないです。
ぼくは通勤が無理だと悟ったので、派遣と副業のWワークの道を選びました。
≫ 派遣社員とネット副業のダブルワークは収入不安がすごい。だからこそ本気になれる!?
おかげで今は通勤のストレスはほぼゼロです。
夕方勤務なので座って通勤できてます。
土日はどこも大混雑
基本的に土日はどこ行っても混んでます。人人人です。
渋谷とか新宿あたりの繁華街はただでさえ外国人観光客も多いのに、そこに休日客も加わるのでなおさらです。
浅草みたいな人気観光地は言うまでもないですよね。
浅草寺でお参りしてのんびり食べ歩き~とかは中々むずかしいです。
あまりの人の多さにギョッとしますよ。
コロッケとかならいいですけど、串もの系はのどに刺さりそうで恐すぎます…。
インドア派ならいいんですけどね。
どうしても休みの日は街に出たい!ってひとは場所を選ばないと「人人人」の嵐に巻き込まれます。
平日は通勤ラッシュで疲れ果て、休日すらも人疲れしてしまったら本末転倒です。
でもこれが東京で暮らす人々の現実だったりします。
やっぱり福岡もいい、でも東京も捨てがたい
正直10年も東京にいると自然と愛着も湧くし、なぜか地元意識すら芽生えてきます笑
そろそろ福岡に帰ってのんびり過ごすのもアリかなと思う半面、いざ東京を離れようってなると心残りの気持ちが芽生えてきます。
人が多すぎるデメリットを上回るほどに、メリットが多いと感じてるんだと思います。
成長意欲があるなら東京はほんと最高ですからね。
地方ではなかなか出会えないような魅力的なひとにもたくさん出会えます。
刺激もらえるんですよね。
とはいえ、上京10年目にして少しずつ心境に変化が出てきたのは事実です。
二度と福岡に戻らないと決め込んでたのが嘘みたいです。
歳をとると変わるもんですね。
福岡に帰りたい気持ちも少しあります。
いちばんの理想は東京と福岡のデュアルライフです。
夢を現実のものにすべく、もう少し東京で頑張ろうと思います。
PS
いま住んでる久我山は閑静な住宅街ですごく気に入ってるんですよね。
気付けば8年くらい住んでます笑
憧れの吉祥寺まで徒歩20分でいける距離感もすごくちょうどいいです。
≫【7年在住】久我山の住みやすさを解説。治安もよく一人暮らしにおすすめ
もし福岡から上京して都内のどこに住もうか検討してるなら、久我山も候補に入れてみるいいかもです。