新卒で入った会社が合わないから辞めたい…
でもすぐ辞めると転職しづらいだろうし、やっぱり続けるべきかな。
どうしたらいいんだろう?
最終面接まで頑張ってようやく内定を手に入れた新卒切符…
せめて半年は働かないと…そう思ってなんとか半年は耐えました。
東証1部上場の、業界では最大手の会社でしたが、勢いで辞めて今に至ります。
結論からいうと、辞めても普通に生きていけますので、心身が壊れそうなら辞めちゃって問題ないと思います。
現在34歳のぼくが、22歳の当時の自分に向けてメッセージを贈ります。
目次
会社を辞めたいなら無理しなくていい
辞めたいと感じてるのあれば、無理せず辞めちゃっていいと思います。
「せっかく新卒で入った会社なんだからもったいない」
たぶん両親とかに相談するとそう言われると思いますが、まわりの意見とかに耳を傾けると確実に辞めれないのでスルーしてOKです。
そもそも正社員にこだわる必要なんてまったくないと思うんですよね。
派遣だろうがアルバイトだろうが、お金を稼げさえすれば生活できますので。
正社員に比べたら不安定には違いないですが、正社員だっていつ首を切られるかわかりません。
大学を出たら必ず正社員で就職しないといけないとか、そんなルールどこにもないです。
選択肢の1つとして、正社員での就職があるだけですからね。
大学生のときってなぜか正社員じゃないとダメって考えになってしまうんですよね。
僕も正社員が絶対で、それ以外(フリーターとか)の働き方はありえないといった、ナゾな価値観を持ってました。
義務教育で植え付けられた価値観がそうさせるんだろうなと、今でははっきり自覚できます。
今は派遣しながら生計を立ててますが、工夫しながらそれなりに楽しく暮らしてます。
プライドを捨てて、世間体をいっさい気にしなくなったところ、たどり着いたのが派遣社員でした。
26歳のときに正社員を失業して、自然とたどり着いた感じです。
コールセンターで週3,4日働いて、残りの時間はブログ書いたり好きなことに時間を割いてます。
今の生活スタイルがいちばん性に合ってると気づいたんです。
9時から18時の週5勤務とか2度と戻れる気がしません…。
派遣と副業の兼業で生きていく
一般的な感覚からすると大きくズレてるのは承知してます笑
アウトロー的なライフスタイルなのは客観的に見ても事実ですからね。
新卒時代の自分からはまったく想像できない現実に身をおいてます。
正社員が向かないと感じるのは、そもそも働き方が体質に合わないからだと思います。
朝9時から18時までの週5日が基本、おまけに残業もあります。
朝は早く起きないといけないし、満員電車にも乗らないといけない苦行が待ち受けてます。
東京でレールに沿って生きるなら、上記に慣れないといけないですが、僕には無理でした。
もともと社会不適合者だったんだと自覚してます。
✔社会不適合者だと自覚するポイント
・残業は1分たりともしたくない
・マイペースにはたらきたい(午後だけ、夕方だけ、週3日だけetc)
・上司とか同僚との飲み会に無駄なお金を使いたくない
・満員電車に乗りたくない
・朝早く起きたくない
・スーツ着たくない
・上司にゴマをすったりペコペコするのが無理
・なるべく人と関わりたくない
こんな人間が正社員なんて務まるわけないので、転職したところで絶対続かないです。
おなじことを繰り返すだけなのは目に見えてます。
レールから降りた途端にラクになりました。
正社員にこだわらなくなると人生はイージーになる
正社員にこだわりすぎると生きづらさは永遠に続きます。
もしかしたら正社員が絶対で、それ以外はありえないといった変なプライドを持ってませんか?
捨てちゃっていいと思います。
時代とももに価値観は変化してますからね。
1つの会社に依存して、給料だけに頼る時代はとっくに過ぎてますよ。
雇用形態なんか正社員だろうがバイトだろうが関係ないんです。
いろんな働き口から複数の収入源をもって、多様な働き方を認めつつ、自分のやりたいことを追求していく人生のほうがお金も心も安定します。
お金は生活できるぶんさえしっかり確保できれば、あとはなんとかなります。
派遣社員で最低限の生活費をまかないつつ、あとは自分の好きなことに使う生き方にシフトして、生きるのがだいぶラクになりました。
1つの価値観に縛られないことが、ストレスフリーなライフスタイルを確立するうえでも欠かせないと実感してます。
東証1部の正社員でしたが、ぼくはもう限界でした…
新入社員のぼくはたぶんうつ病の一歩手前でした。
退社後と土日だけが唯一の楽しみでしたし、生きる希望を完全に見失ってました。
毎週土日に同期とあつまって居酒屋で憂さ晴らしするのが常でした。
こんな生活をずっと繰り返すのか?自問自答してました。
入社3ヶ月目くらいでホームシックにもかかりました。
地元の福岡に帰りたくなって、上司に相談したこともあります。
福岡にも営業所があったので、そこに異動してもらえないか打診してみたんです。
返ってきた答えはノー。
「お前は本社勤務として採用したんだからまずないよ。福岡営業所は人も足りてるし。」
もはや絶望しかなかったです。
最後の頼みの綱が途絶えた気分でした。
仕事には行きたくないし、出社するのはどんどん億劫になってくるし、稼いだ給料はストレスで飲み代に消えるだけ…
一体ぼくはなんのために生きてるんだろう?
頭がおかしくなりそうでした。
寝不足で頭が回らず、仕事でもミスを連発しました。
A社に送るつもりのFAXをB社に送ってしまったり、情報漏えいにつながるとんでもないミスもやらかしました。
同期は20人いたんですが、パソコンが使えないのはぼくだけだったので、なおさら取り残された感がありました。
タイピングもできない、ワードとかエクセルも使えない…
社会人としての実務能力のなさに唖然としました。
ついには同期からも「顔色悪いけど大丈夫?」と心配されるようになりました。
限界を感じたぼくは、気づいたら上司に退職届を提出してました。
心がおかしくなる前に退職届を提出できたのは、無意識による自己防衛がはたらいたおかげかもしれません。
会社を辞めるのも有効な戦略
せっかく内定をもらった会社なんだから辞めるのはもったいない。
東証1部上場の正社員として働けることになったんだし、親も喜んでくれてるので期待に背くわけにもいかない。
高い学費を出してもらったんだからちゃんと恩返ししなくちゃ。
当時はそんな思いを抱えてました。
でもこれこそが、ぼくを苦しめてた一因でもあったんです。
他人の目を気にするあまり、本当は辞めたいけど辞められない葛藤がありました。
『石の上に三年』ということわざも心のどこかに引っかかってましたね。
3年未満で辞めると、辞めグセがついて転職できなくなると思い込んでました。
これも正社員しばりの洗脳ですね。
派遣社員とかで転職するならまったく関係ないのに…
新卒で入った会社をすぐ辞めたところで、いくらでも再就職できます。
実際にその後も正社員として転職しましたし、実体験からも言えます。
なので新卒だから3年は続けなくちゃいけないとか考えず、気楽に捉えてOKですよ。
自分の心がダメになる前に、辞めたほうが心の健康を確保できます。
心が完全に麻痺する前に逃げるのも有効な戦略です。
新卒だったらまだ22,23歳だと思いますし、辞めてもなんとでもなります。
正社員にこだわらず、派遣でもバイトでもなんでもいいので、自分の生きやすい生き方を探るチャンスです。
20代前半で生きやすい生き方を見つけたら完全に勝ち組ですよ。
早めの行動がのぞんだ未来につながると思います。
派遣で働くにはまずは派遣登録が必要です。
おすすめの派遣会社については【厳選】登録すべきおすすめ派遣会社5選【大手と中小含む】でまとめてますのでよかったら参考にしてみてくださいね。