外出自粛でほとんど1日中家で過ごすようになって約1ヶ月が過ぎました。
アマプラで映画見たり、小説を読んだり、自炊したりして誰とも会わない一人時間を過ごしてます。
もともとオタク気質のゲーマーなので意外と引きこもり生活は苦じゃないんですよね。
ブログ書いてる時点で引きこもり体質じゃないとできないですし笑
一人きりで1日中家にいると考え事をする機会が増えるというか、じぶんと向き合う時間が長くなります(望んでなくても勝手にそうなる)
ふと自分は何が好きなんだろ?
って改めて振り返ると、ぼんやりと好きなことが見えてきた気がします。
時間を持て余してた大学生の頃に戻った気分ですね。
結局僕が好きなことは大学の頃とほとんど変わってないことにも気付かされました。
コーヒーと読書と映画。
この3つさえあれば自粛しててもぜんぜん平気でいられます。
とくにコーヒーは心の底から好きなんだなぁと感じてます。
おかげでブログの記事もコーヒーにまつわる記事が増えつつあります笑
究極的なところ、コーヒーさえあれば生きていけますね笑
ひさびさに手挽きミルを買ったり、粉コーヒーじゃなくて豆コーヒーを買ったりして、ひっそりコーヒーブレイクを楽しんでます。
たぶんぼくのカラダの中にはコーヒー細胞が存在してます。
コーヒーを飲むと細胞がよろこんでるんですよ。
筋トレ好きの人が”筋肉が喜んでる”って表現するのとおなじ感覚です笑
コーヒー好きになったきっかけ
受験生だった高校3年のときからコーヒーが好きになりました。
眠気覚まし目的でAGFのドリップコーヒーを飲んだのがはじまりです。
おいしいからとかじゃなく、単純に目を覚ましたかっただけなので当時はまったく味わってなかったですけどね…。
「あーまずい。もう1杯」
青汁のCMのおじさんの気持ちでした。
飲みたくはないけど、目が覚めるから仕方なく飲むかって感じでした。
当時は門司区内にある学習塾に通ってたんですけど、そこでも眠気覚ましのために無料でドリップコーヒーが飲み放題でした。
「眠たくなったらコーヒー飲んで目を覚まして机に向かって勉強しろ!」が塾の方針でした。
カフェインのもつ覚醒パワーを認識してたんでしょうね。
業務用でおなじみのブルックスのドリップコーヒーが常備されてました。
教室の扉を開けると、教室中にコーヒーのいい匂いが漂ってて、不思議とコーヒーのもつ魔法に取り憑かれていきました。
眠気防止だけじゃなくて、癒やし効果があることを無意識に感じ取ったんだと思います。
1日3杯飲む習慣ができたのもたしかこの頃です。
コーヒーが日常に
大学に入ってからはさらにコーヒー好きが加速しました。
お湯を注ぐだけのドリップコーヒーだと物足りなくなってきたので、コーヒーメーカーを買ったんです。
しかもCuisinartのちょっと良いやつ。
キャナルシティのフランフランで買ったのをはっきり覚えてます。
バイト代をコツコツ貯めて買いました。
6000円のコーヒーメーカーをゲットするために、食費を1日500円で抑えてましたね(きゅうりのキューちゃんとご飯が主食でした)
豆はカルディで買ってました。
当時はマイルドカルディを選ぶことが多かったですね(値段もいちばん安かったので笑)
手挽きミルも新調して、朝からノラジョーンズ聞きながら手挽きミルでゴキゴキするのが日課でしたね。
友達が泊まりにきたときには挽きたてのコーヒーを振る舞うのが常でした。
コーヒーのもつ癒やしの力をみんなと共有したかったんでしょうね。
喜んでくれる笑顔を見ると自然と元気が湧いてきました。
コーヒーが日常から遠のいていく
社会人になった途端、だんだん時間に追われはじめてコーヒーメーカーで淹れることすらなくなっていきました。
インスタントすら飲んでなかったですね。
朝から晩まですべて外食ざんまいの日々でした。
ファミマでUCCのボトルコーヒーと菓子パンを買って、ゴミ箱の前でササッと流し込んで、乗車率150%超えの京浜東北線に飛び乗るという怒涛の日々…。
くつろぎも癒しもあったもんじゃないです笑
入社した会社は半うつ状態で辞めたんですけど、今考えると大好きだったコーヒー不足も一因だった気がします。
あんなに好きだったコーヒーと向き合う時間が取れなくなったのは少なからず精神面にも影響してたと思います。
辞めてしばらくするともとに戻ってきましたからね。
自由な時間が持てなかったストレスはもちろん、ゆったりくつろげるカフェタイムが過ごせなかったのも大きいと思ってます。
癒しのない人生なんてそう長くはつづきません。
コーヒー習慣ふたたび
転職後は喫茶店とかカフェでコーヒーを飲むのが日常に…
24〜26歳まではほぼ毎日カフェモーニングだったんですよね。
今でいうところのモーニングルーティンです。
新宿のベルクっていうお店の常連でした。
(おいしいコーヒーとビールが飲める知る人ぞ知る名店です)
ドトールとかスタバもよく利用してました。
ぼくの人生史でいえば”カフェ通い期”にあたります。
派遣社員に鞍替えしてからは、カフェモーニングできるほどお金がなかったので家で粉コーヒーを飲むようになりました。
400グラム400円くらいで買えるスーパーのPBの安っすいやつです笑
正社員の頃と比べて時間的に余裕ができたので、ふたたびコーヒーメーカーで淹れるようになったのを嬉しく感じてました。
自宅でコーヒーを飲む習慣がもてるようになったのはよかったですけど、なかなか豆から淹れようとは思えなかったんですよね。
本当は豆から飲みたいのにタイミングが掴めずにいました。
コロナがきっかけになるとは思ってもみませんでした。
外出自粛が促されなかったらコーヒー豆に戻るタイミングは掴めなかったと思います。
大学のとき以来の手挽きミルとの再会を果たして、朝から豆を挽いてるとふと懐かしい青春時代の気持ちがふつふつと蘇ってきました。
「あぁ、この匂い、この感覚。懐かしいな。やっぱりコーヒーが好きだな」
自粛生活はじぶんが本当に好きなことを気付かせてくれる充電期間でもあるのかもしれません。