吉祥寺駅から歩いて15分くらいのところに行列のできる人気ラーメン店があります。
Tombo(とんぼ)です。
土日はいつも行列ができてます。
TRYラーメン大賞で新人大賞を受賞するなど、オープンして間もないながらもラーメン界から高く評価される期待のニューホープです。
オープン当初に訪れて以来の再訪です。
いただいたのは前回とおなじく醤油の旨味ソバ。
やっぱりバツグンにおいしかったです!
オープン当初よりも味が落ち着いてたのが印象的でした。
1. 実力派ラーメン店「Tombo(とんぼ)」
井ノ頭通りを渋谷方面にテクテク歩いていくと左手にあります。
スタイリッシュな看板なので目を引きます。
Tomboといえば長渕剛。
ご主人が長渕剛ファンであることは容易に想像ができます。
「あ〜〜、しあわせの〜♬」
が流れるとおもいきや、店内のBGMはいたってノーマルでした。
ポップミュージック的ななにかだったような…。
カウンター9席のみの狭い店内ながらも、ハンガー掛けはもちろん、
カウンター下にはカバン置きスペースを備えるなど細かいところに配慮が行き届いてます。
お客様目線を感じます。
店内も清潔なので女性の方も安心して利用できますね。
女性1人で入ってるお客さんもちらほら見かけます。
調理器具1つ1つに魂が入ってる感じです。
整然と並べられた調理器具を眺めてるだけで心がピシッと引き締まりますよ。
気合いが伝わります。
そして目の前にはアツい情熱を胸に秘めたご主人が黙々とラーメンづくりに向き合ってました。
寡黙そうですけど、すごくアツいハートを感じます。
カッコいいです!いや、ほんとに長渕剛みたいです。
曲作りではなく、ラーメン作りに目覚めた長渕剛といったところでしょうか。
ちなみにご主人は中野の有名ラーメン店「地雷源」で修行したのちに独立されたそうです。
地雷源はすでに閉店してますけど、『肉煮干し中華そばさいころ』として現在も中野で営業中です。
2. 定番!醤油の旨味ソバ【850円】
しょうゆorしおが選べます。定番のしょうゆにしました。
「醤油の旨味ソバ」という表記は地雷源らしさを感じさせます。
麺の固さとかはご主人任せなのでオーダーに迷う心配はナシ。
もしメニューで迷ったら初見ならしょうゆがいいと思います。
✔これが醤油の旨味ソバだ!
どうですかこの澄んだスープ。
見た目もスタイリッシュですし、いかにもTRY賞受賞店にふさわしいポップなビジュアルですよね。
おいしい!は確定してます。
透明感のある醤油スープはキリッと淡麗ながらも味わい深いコクがあるんです。
琥珀色のスープって呼ぶのが適切かもしれません。
上品さを醸しつつも、ただのあっさりにとどまらないキレ味があります。
香味油がいいアクセントになってます。
無化調スープなのであと引くようなパンチはなく、最後の一滴までおいしくいただけます。
それでも奥深いコクを感じるのはスープの材料のおかげなんでしょうね。
鶏と豚をメインに使いつつ、シイタケ・昆布・サバ・カツオ・宗田節などから取った魚介ダシを組み合わせてるそうです。
深みのあるあっさりスープは1口飲めばすぐにわかります。
✔やわらかめの細麺ストレート
やわらかめなので好き嫌いは分かれるかも。
なめからなヌルっとしたヌードルっぽさがあります。
しなやかなコシもあるのでしっかり食べごたえもあります。
✔具材トッピングも秀逸
白髪ねぎ、メンマ、のり、バラ肉チャーシューが入ってます。
いちばん存在感があるのはやっぱりバラ肉チャーシュー。
トロッとしたチャーシューは甘みがあって口の中でとろけます。
脂身も甘くておいしいです。
味つけがなんとも…完成度が高いですね。
3. まとめ:あっさり好きにおすすめ
洗練された極上の醤油そばが味わえます。
TRY賞受賞店はハズレがないですね。
イマドキの進化系ラーメンですけど、貪欲にバージョンアップさせていく向上心を感じます。
ご主人の魂がこもった1杯を味わうと、自然と元気がでてきます。
ああ、しあわせの〜〜、トンボよ〜〜、どこへ
帰り道にとんぼを熱唱したくなったのはいうまでもありません。
Tombo
営業時間:11:30〜14:30/18:00〜21:00
定休日:無休
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