派遣で働いてみようと思うんだけど、派遣社員に向いてる人はどんなタイプなんだろう?
バイトしかやったことないからどんな人達がいるのか知っておきたいな。
こういった疑問に答えます。
派遣社員ではたらきはじめて8年近くになります。
この記事を書いてる現在は、コールセンターでオペレータやってます。
27歳のときに正社員から派遣社員に転向しました。
先日こういったTweetをしました。
本当は正社員で働けるのに、あえて派遣社員で働いてる人は、労働より自由を求めてる人たちがほとんどですね。正社員だと時間的拘束にガッチリ縛られるので、自由人気質の人間には合わないんです。更新しなければいつでも辞められるので、束縛を嫌う自由人気質の人間にマッチしてます。あなたはどっち?
— たかぎー@コスパよく幸せに生きる (@takagee3374) December 2, 2020
上記のとおりです。
今までに7社くらいの派遣先を渡り歩いてきて、そこで働いてる人たちと接して感じたことです。
記事内で深堀りしていきます。
派遣社員に向いてる人:結論→自由を求める人
正社員に比べて束縛されにくい
正社員に比べると圧倒的に自由度が高いです。
派遣社員というと、世間では不安定でネガティブなイメージで捉えられがちですが、裏を返せば自由度が高い働き方ともいえます。
束縛を嫌う自由人気質には相性ぴったりなんです。
上記のとおり。
束縛されにくい条件がそろってますよね。
自由人って言われる人たちは拘束とか束縛を嫌う傾向があります。
そういった意味でも、勤務日数とか契約更新だったり、自分の意志で主体的に選べるところも派遣は相性がいいと思います。
派遣社員のメリットについては【派遣社員歴7年】派遣で働くメリットとデメリットをまとめてみた!で詳しく書いてるので、あわせてご覧ください。
自由人気質とは?
- 一人が好き
- 時間、場所的な束縛を嫌う
- 結婚して家庭を築くという世間一般的な価値観よりも、生涯を通して自分のやりたいことを優先
ぼくはこのように定義してます。
3つぜんぶ当てはまるなら、完全に自由人気質です。
言葉の表現は良くないかもですが、自分本位な人たちともいえます。
そのため、誰よりも自分を大事にする傾向が強く、煩悩(エゴ)を満たすことに重きを置く人種ともいえます。
快楽主義者ともいえますね。
そういった性質があるからこそ、正社員とソリが合わなかったりするんだと思います。
正社員には自己犠牲が求められるので、自分本位な派遣社員とは根っこの部分で共有できないんですよね。
働き方がちがえば、価値観もちがうのは当然ですが。
50人以上の派遣社員と出会って感じた
いままでに50人以上の派遣社員の人としゃべってきましたが、自分で選んで派遣社員をやってる人には、自由人気質が共通して見受けられるなと感じてました。
もちろんぼく自身も含んでます。
✓あなたはどっちですか?
①会社で責任のある仕事を通じて、しっかり自己実現しつつ、家族や子供優先の生き方を望む
②会社の仕事はほどほどにして、自分の快楽を満たすことに重きを置いて、誰にも縛られず、1度きりの人生を自分らしく生きたい
②に惹かれるなら派遣社員向きかもです。
ぼくは派遣社員向きでした
少し僕の話をさせてください。
努めていた会社の業績不振で正社員を解雇され、次の転職先を見つけるまでのつなぎのつもりではじめました。
まさか8年もやり続けるとは思ってもいませんでした。
「派遣社員とか底辺でしょ」って小馬鹿にしてましたからねm(_ _)m
たぶん正社員しかやったことがない人は、少なからず抱いているイメージだと思います。
派遣先の都合とかもあり、何度か派遣先は変わりましたが、その後も派遣社員という雇用形態を選んでいる自分がいました。
内心馬鹿にしてた派遣という働き方が、じつはいちばん性に合ってたんです。
継続できてるってことは、その働き方が合ってるという証拠ですからね。
ぼくは自由人気質なんだと気づきました。
まずは自分の性格としっかり向き合ってみて下さい。
もしかしたら、ぼくと同じように、自由人気質が備わった派遣社員向きかもしれませんよ。
自由人気質が集まりやすい環境が整ってる
派遣社員という雇用形態は、自由人気質が集まりやすい特徴があります。
・働く曜日や時間を指定できる
→フラッと気が向いたときに働ける自由度の高さ
・働ける期間が定められてる【最長3年】→1つの職場に縛られない自由度の高さ
・更新しなければすぐに辞めれる→飽きたらすぐに職場を変えれる手軽さ
・派遣先の都合で切られることがある→過度な責任を追わなくて済む気楽さ
上記のとおり。
自由人を引き寄せる要素に満ち溢れてますよね。
バンドマンとか声優、俳優志望が派遣界隈に多いのは、そういった環境が満たせるからだと思います。
こういった環境があるからこそ、自由人気質で生きづらさを抱える人にとって、派遣社員は最後のセーフティネットの役割を担ってる面もありますね。
僕も派遣社員という雇用形態があるからこそ、今もこうして東京で生きれてます。
じゃないと、今ごろまた別の転職先でヒーヒーいいながら、正社員として生きづらさを抱えたままぼんやり生きてたと思います。
”正社員じゃないとダメ”の呪縛から逃れてからは、生きやすさを実感してます。
» 忙しい生活が苦手な人へ【疲れたら無理せずのんびり生きればOK】
派遣社員にはマイノリティが多い
これはまぎれもない事実ですが、派遣社員はマイノリティが集まってます。
ゆくゆくは正社員を目指す紹介派遣は除きますが、あえて正社員を目指さず、登録型派遣を選んでる人は、どこか世間一般の考えとはズレてるように思います。
そんな背景もあってか、派遣社員として働きはじめて、マイノリティがやたら多いことに気づかされます。
・同性愛者
・声優志望
・女優、俳優志望
・漫画家
・バンドマン
・お笑い芸人
・YouTuber
・ブロガー(←ぼく)
実際に出会ってきた派遣社員の人たちの属性です。
僕はコールセンター派遣が多いので、そこで働いてる派遣社員の内訳になりますが。
年齢は20〜30代が大半ですが、40〜50代もわりといます。
ピンクのヘアカラーとかタトゥーの割合も高く、ナゾの人種がやたら多いです。
こういった人たちと馴染めるかどうかも、派遣社員に向いてるかどうかの分かれ目ともいえます。
東京で働く派遣社員にマイノリティが多く集まる理由
地方だと1つの価値観を共有するのが善しとされるので、マジョリティーにとっては暮らしやすいけど、マイノリティには暮らしにくい側面はあると思います。
そんな居心地の悪さもあって、自然と東京に引き寄せられるんだと思います。
夢を追いかけたり、自由を求める人にとって、東京は唯一無二のユートピアのような存在なのかもしれません。
なんでも受け入れる都市の性質もあいまって、自然と東京にはマイノリティが集まり、その受け皿として、派遣社員におさまる人が多いんだと感じます。
派遣社員やるなら東京のほうが生きやすさは感じやすいかもです。
地方だと「なんでずっと派遣なの?」とか不審がられたり、肩身が狭くなりがちですが、東京だとそんなことはないですので。
良くも悪くも他人に興味がないんですよ、東京は。
まとめ
自由人気質を自覚するなら、派遣向きかもしれません。
正社員に縛られる必要はまったくないです。
僕自身が実感してますが、安定より自由を求めてるなら、派遣のほうが生きやすいです。
人によって向き不向きがあるので、正社員が辛いと感じるなら、派遣社員という働き方もぜひ選択肢に入れて見て下さい。
生きやすい人生を選んで、ノーストレスで楽にいきましょう。
派遣ではたらくにはまずは派遣登録が最初の一歩です。
登録すべきおすすめの派遣会社をまとめてますので、参考にどうぞ。