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【書評】ネットゲリラ戦術を読んだ感想。個人でビジネスするならおすすめしたい1冊

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えらいてんちょうさんの本を読んだのはこれが初めてです。

かなり面白かったですし、個人でビジネスをするうえでタメになる考えが詰まってました。

起業家を目指す方、副業で稼ぎたい方にはぜひ読んでほしいです。

 

スラスラ読めるので1時間もあれば読めると思います。遅読のぼくでもわりとすんなり読めたので笑

本を読んだ感想をサクッと書いていきます。

 

目次

ネットゲリラ戦術を手にとった理由

書店でビジネスコーナーに平積みされてて目に止まったんですよね。

「ネットゲリラ」という耳馴染みのない言葉も気になりました。

著者のえらいてんちょうという名前も然りです。

正直ぼくはえらいてんちょうのことを全く知りませんでした。

 

著者名といい、本のタイトルといい、すごくキャッチーで受け入れやすいです。

なんかよくわからんけど興味を引くんですよね。

気づいたらレジに並んでました笑

ぜんぶで3冊あったんですけど、せっかくなら最新刊がいいなということで「ネットゲリラ」を選びました。

 

ひろゆき推薦の表紙帯も決定打になりました。

へぇ、ひろゆきと同じ類なら面白そうだなと笑

ネットゲリラ戦術が伝えたいこととは

ホントに個人でもビジネスしやすい時代になりましたよね。

SNSもあるしブログもYouTubeもあります。

個人が表現活動をするうえでのインフラは確実に整ってます。

 

ぼく自身もインターネットを使って毎月数万円程度ですがお金を稼いでます。

インターネットがあるからこその稼ぎ方です。

▼関連記事

  

組織にはうまく馴染めないけど、個人だと力を発揮できるタイプには願ってもない時代ですよね。

著者のえらいてんちょうさん自身、早々に社会のレールを外れた方です。

慶応大学卒業して一度も就職することなく、起業家としての人生を歩んでます。

「朝起きたいない」「満員電車が苦手」という理由で

 

ぼくも就職して半年でドロップアウトした人間なのですごく気持ちが分かります。

 

世の中のふつうとされる生き方ができないぼくら弱者にとって、すごく希望と勇気を与えてくれる存在です。

ホリエモンとか西野さんよりも距離が近いので親近感もてます。

 

就職しなくても生きていけるし、ぜんぜん大丈夫だよ。

そんなメッセージを感じ取れました。

 

弱者とは言わずに、しょぼい個人と言い換えてるところもなんか好感持てます。

ユーモアを交えつつ、シンプルなわかりやすい表現にすることで共感を誘ってますね。

 

仲間を増やしたい思いがあるんでしょうね。

自己啓発本にありがちな上から目線な感じがまったくないので抵抗なく読めます。

 

一人でも多くのひとに手に取ってもらいたいという思いが伝わりました。

 

学べること:贈与の大切さがわかる

個人がネットを活用して影響力を高める術を学べます。

前半は戦略論がメインで、後半になるとテクニック論が展開されてます。

概念的な考え方の部分が大半を占めてるので、どちらかというと戦略メインですね。

 

具体的にお金の稼ぎ方を教える副業系のマネー本とはちょっとちがいます。起業論に近いですかね。

マインド論8割、テクニック論2割って感じですかね。

 

お金もコネも人脈もない個人が影響力を高めるにはどうすればいいのか。

 

SNSを使うのが効果的ということを著書では頻繁に伝えられてます。

お金もかからないですし、スマホ1台あればできるので手軽さもあります。

 

なんとなくわかっちゃいるけど、SNSを上手に使ってるひとは意外と少ないですよね。

文句とか愚痴ばっかり言ってストレス発散のはけ口として使ってるひとも多いですし

 

他人の投稿にいいねを押したり、コメントをするだけでも影響力は高められます。

 

「感情の贈与」と表現してますけど、まさにそのとおり。

 

人はなにかプレゼントされたらお返しをしたくなります。プレゼントは必ずしもお金がかかるものとはかぎらないです。

 

相手を気持ちよくさせる言葉をかけたり、励みになるコメントをすることも立派なプレゼントです。

朗らかな明るい人格はそこにいるだけで周囲への贈与になるという箇所はビビッときました。

 

しょぼい個人がお金をかけずに影響力を高めるならSNSを使わない手はないです。

SNSを上手に使いこなせば影響力を高まるのは当然です。

とはいえまだまだ作法を知らない人が多いので、ネットゲリラは目からウロコに感じるかもです。

個人がビジネスをするうえで最低限おさえておくべきSNSマナーが身につきます。 

わかりやすい事例も豊富

個人の成功事例として、N国党(NHKから国民を守る党)代表の立花孝志さんや、ミュージシャンの岡崎体育さんの例が出てくるんですけど、ここはとくに見所です。

本人たちが意図的にやってるかどうかは別としても、じつはその背景ではいろんなテクニックが駆使されてるんですよね。

知られざる贈与の達人なんですよ。

なぜ彼らは人気者に上り詰めることができたのか。えらいてんちょうさんのフィルターを通してわかりやすく解説されてて読み応えあります。

えらてんさんの分析力の鋭さが光ってますね。

 

まとめ

すでに個人でビジネスをしている人はもちろん、これからビジネスをはじめようとしてる人にもぜひ読んでほしいです。

軽はずみなテクニックに走らないための予防薬にもなると思います。

目まぐるしく変化するビジネス社会に対応する新しいルールブックとして、手元においておきたい1冊です。