上海グルメの定番といえば、熱々のスープがジュワッと溢れる小籠包。
でももっと手軽に街角で楽しめるのが焼小籠包(=生煎(シェンジェン))
カリッとした底面、モチっとした皮、肉汁たっぷりの餡……。
字面だけでご飯がほしくなりますよね笑
今回は上海を訪れたついでに、焼小籠包の有名店「小楊生煎」に行ってみました。
結論、うますぎ。
チェーン店とは思えないクオリティに、上海来たらリピート確定です。
小楊生煎は焼き小籠包チェーン
小楊生煎は上海市内に展開するチェーン店。
1994年に1号店がオープンしてるので、創業30年以上の老舗。
僕が訪れたのは黄河路沿いにある旗艦店でした。
人民広場駅が最寄りですね。徒歩5分くらいで着きます。
中国らしい派手な看板なのですぐ目につくかと。
土曜の15時過ぎでも満席でしたね。
観光客というより、地元の常連客でにぎわってる印象でした。
日本人はいなかったですね。
先にオーダーする方式
中に入ると店員さんが立ってるので先にお会計を済ませます。
もちろん支払いはアリペイで。
レシートを受け取って、それを厨房にいるスタッフに見せると、できたての焼き小籠包を、凄腕風の男性シェフがお皿に移してくれます。
乱暴な素ぶりですが、細かいことを気にしません。
中国では当たり前と割り切ってます。
案内されたテーブル席は相席でした。中国では相席が基本。
日本みたいに「相席でもいいですか?」とか聞かれることはなく、空席があれば容赦なく座ってきます。
あと、中国は飲食店でお冷とかは提供されません。
各自で持ち込む必要があります。
ペットボトルの水をコンビニで買っておくといいですね。
小揚生煎の焼き小籠包がうますぎる
定番の豚肉餡。
お世辞抜きにめっちゃおいしい…
外の皮はモチッとしてて、底の部分はカリカリ。
そして中には旨味たっぷりの肉汁スープが溢れんばかり。
ぜんぜん油っこくもなく、おいしすぎて何個でも食べれそう。
日本で食べる上海風焼き小籠包とは完全に別物。
本場の味はやっぱり本場じゃないと味わえないんだと再確認しました。
何もつけずにそのまま食べれます。
卓上に黒酢を用意してみたんですが、そのままが美味しすぎて結局使いませんでした。
食べ方のコツ
ただ食べるときは注意が必要。
まず皮をかじってアツアツのスープを啜って、中の肉汁を減らすこと。
いきなり噛むと、口の中がヤケドします。
おまけに、肉汁がビシャっと飛び散るハプニングに見舞われます笑
カリカリの底面も激アツなので、ゆっくりと一口ずつ味わうのがコツですね。
小楊生煎の焼小籠包は必食
4個入りで12元(約260円)。
コスパもよく、感動レベルのおいしさでした。
「安い・早い・うまい」の三拍子揃った上海グルメが味わえます。
チェーン店だからといって侮ってはダメですね。
地元民が行列をなす人気店は間違いないです。
上海に行く機会があればぜひ食べてみてください。僕のお墨付きです。
小杨生煎馆 黄河路店
営業時間:[月~日]6:00~20:30







