ぼくの実家はわりと貧乏です。父親は自営業で経営コンサルタントをやってたんですけど、収入はかなり不安定で、いつも「お金がない」って言ってた記憶があります。
ほんとになかったんですけどね…。
案件が決まったときは、1000万円とか大きな金額がポンと振り込まれるときもあったそうなんですけど、所詮は単発の売上ですし、もともと金遣いが荒かったのですぐに使い切って金策に翻弄してました。
クレカでの支払いが多すぎて、口座残高が足りなくなってカード破産したりもしました。たしか小学2年生ぐらいのときだったと思います。
仕事もあったりなかったりで、「お金がない」状況はぼくが実家を出ていくまで(出てからも)ずっと続きました。
母親はパートをかけもちしてたんですけど、それでも家系はいつも火の車でした。
カード会社からの督促電話は毎日のようにかかってきてましたし、恐い人がピンポン鳴らしてドアを蹴るときもありました。
最初はビビってたんですけど、すぐに慣れっこになりました。子供は怖いもの知らずです。
ボーナスに縁がない
小学校のときはこれが辛かったですね。自営業にボーナスもクソもないです。まわりはサラリーマン家系が多かったので、年2回ボーナスが出るわけですよ。
そのお金でおもちゃとかゲームを買ってもらったりするんですよね。でもぼくのとこは自営業なもんだから、ボーナス支給月の7月も12月もまったく関係ない。
「うちにはボーナスなんてないから」
そう言われたらもうどうしようない。
まわりの友達が新作ゲームソフトを買ってもらって夢中になってるときに、ぼくはそれを羨ましそうに指をくわえて眺めるだけ…あれはホント辛かったです。
サラリーマンなんかくそくらえ!の反骨精神は、この当時の原体験によってできあがったのかもしれません。
団地ぐらしのコンプレックス
物心ついたときから団地暮らしでいまもそこに実家があります。間取りは3K。
両親と妹とあわせて4人家族で暮らしてました。
いちおう自分の部屋はあるにはあったんですけど、狭くて物置代わりになってたので全然落ち着かなかったです。
高校を卒業して大学に進学するまでは実家に住んでたんですけど、はやく出たくてしょうがなかったです。団地住まいのコンプレックスもありました。
イヤでイヤでしょうがなかったんですよね。高校生ぐらいにもなると、団地つながりの友達はみんな一軒家を建てて引っ越していくわけですよ。
家が手狭になるという理由で。でもぼくのところは貧乏だったのでそんな余裕はなく、ずっと団地住まい。
取り残されたような寂しさもありましたし、なんともいえない悔しさを感じたりもしました。
とにかくはやくこの家から出ていきたい。
その思いは日に日に強くなっていきました。
一軒家に引っ越していく友達たちがうらやましくもあったし、妬ましくもありました。
「くそ〜、なんでウチだけずっとボロ団地に住んどるんやろ」
もっと広くてキレイな家に住みたい。ウォシュレット付きの家に住みたい。
団地住まいのコンプレックスはわりと根深いものがあります。
それはいまもそうで、じぶんの口からは実家が団地だとは言いづらいというのが正直なところです。
言ってもいいけど、連れてきたくはないですね…。
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ひねくれた性格が完成
幼少期から貧乏な家庭で生まれ育ったからか、どこか天邪鬼で、卑屈な心があるのはたしかです。じぶんでも認めざるを得ないです。
物事をななめに捉える傾向があるし、口も悪いです笑
思ったことをズバズバ言うので人から嫌われることも多々あります。気づいたらLINEをブロックされてたりします…。
サラリーマン生活が長続きしないのも当然です。最初に入った会社は半年で限界をかんじてそのまま勢いで辞めちゃいました。
向こう見ずな性格は父親譲りかもしれません。
あとから知った話なんですけど、ぼくの父親も大学出て最初に入った会社を数ヶ月で辞めたそうです。子は親に似るんですね。蛙の子は蛙ってやつですか。
ハングリー精神は強い武器
お金持ちに生まれたかった?と言われると、案外そうでもないです。
家庭環境に恵まれてはこなかったけど、それに大してとくに不満に思ったことはないです(幼少期は思ってましたけど)
むしろ感謝してます。おかげでハングリー精神が芽生えましたからね。
ネットビジネスに出会って、多少なりとも結果が出せるようになったのも、不遇な環境で培われたハングリー精神があるからだと思います。
「現状を変えてやる!」って野心が人一倍つよいので行動できるんです。
結果を出せるかどうかって、結局のところ行動しつづけられるかどうかのちがいでしかないので。ほとんどの人は途中で挫折しちゃうんです。
結果を出すまであきらめないマインドが
知らず知らずのうちに備わってたのは思わぬ副産物でした。
コンプレックスがハングリー精神を育み、ハングリー精神が行動力を育む。
たぶんこういう順序が成り立つと思います。だから不遇な環境にあるひとは成功しやすいんじゃないかと。あ、ちなみにぼくはまだ成功途上です笑
ぼくの理想とする未来を20代のうちに実現してしまったひとがいます。
目指すべきは彼みたいな自由なライフスタイルです。
自動で収入が入る仕組みを作り込んでて、まさにお手本とするところです。
一人で年商3億…す、すごすぎる汗
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