正社員から派遣社員に転向して6年になります。
現在の派遣先では時給1600円ではたらいてます。
受信のコールセンターでオペレーターやってます。
こないだ同じ時期に働き始めた同僚と、時給について話をしてて衝撃をうけました。
おなじ派遣先で働いてるはずなのに、時給が400円もちがってたんです。
業務内容はまったくおなじなのに…。
派遣会社が変わるだけでこんなに差が出るとはびっくりです。
エグいですよね(汗)
ぼくがお世話になってる派遣会社のほうが400円高かったんです。
時給が400円も低いと知った同僚はかなりショックを受けてました。
「モチベーションめっちゃ下がったわ」
当たり前ですよね。おなじ仕事なのに時給が違ってたら誰だってやる気失せます。
①時給1,600円✕8時間=12,800円
②時給1,200円✕8時間=9,600円
仮に20日勤務だとしたら
①12,800円✕20日=256,000円
②9,600円✕20日=192,000円
その差はなんと6万4000円。
国民年金1ヶ月分に相当する金額差です笑
同僚は超がつくほどポジティブなので「まぁ自業自得ですよね」とすぐに立ち直ってましたけど、ぼくだったら凹みまくって病んでたかもです笑
派遣会社選びで失敗しないためにもぜひ知っておいてほしいです。
目次
派遣先同じなのに派遣会社によって時給が違う理由
おなじ派遣先にもかかわらず、派遣会社によって時給は異なります。
大きくわけると2つの理由が考えられます。
理由その①営業力の差
要するに派遣会社の営業マンの力量の差です。
そもそも派遣会社というのは、派遣先に自社の派遣スタッフを派遣し、派遣料金を請求することで紹介料(仲介料)を稼いで成り立ってます。
派遣スタッフを受け入れる派遣先としてはなるべく安く使いたいと考えるはずです。
派遣料金を少しでも抑えたい思惑があります。
そのため営業力のない派遣会社だと、派遣先の言われるがままに引き受けてしまうケースもあると思われます。
派遣先「もっと派遣料金安くしてくれるなら契約するんだけどなぁ」
営業マン「わ、わかりました!その値段でやらせていただきます!」
あくまで一例ですけど。
イエスマンな営業担当しかいない派遣会社ならありえそうな話ですよね笑
もしくは大量の派遣スタッフを派遣する代わりに、一人当たりの単価(時給)を下げるような契約を交わしてるケースも考えられます。
いずれによ営業担当がどういった交渉で派遣先と契約したのか?
それによって時給に差が出てくることは当然あります。
営業力のある派遣会社とそうでない派遣会社…
派遣スタッフには見極めのむずかしいポイントではありますね。
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理由その②マージン率がちがう
マージン率とはざっくりいうと派遣会社の取り分です。
派遣先に派遣料金を請求し、そこから派遣スタッフの賃金を引いた残りの金額のことをマージン率といいます。
派遣会社が派遣先へ紹介した仲介料ともいえます。
賃貸不動産の仲介手数料みたいなものと考えるとわかりやすいかもです。
マージン率は低ければ低いほど、派遣スタッフの給料が高いことを意味するので基本的には低いほうが望ましいです(派遣スタッフの立場からすれば)
マージン率の上限や下限は法律で定められてはいないものの、開示する義務があります。
派遣法改正でサイトやパンフレットなどでの情報公開が義務付けられるようになりました。
ただ違反しても罰則がないので現実的には守ってない派遣会社もたくさんあります。
コンプライアンス意識の低いクソ企業が派遣会社には多い裏付けでもあります笑
ぼくがお世話になってる派遣会社はマージン率を公開してました。
トップページに堂々と掲げてましたね。
マージン率:25.22%
マージン率は20~30%が相場といわれてるので、わりと低めに設定されてます。
時給1600円と高時給なのも納得です。
同僚より時給が400円高いのは派遣会社のマージン率の違いによるものと思われます。
マージン率が高い=悪徳とはかぎらない
ちなみに同僚の派遣元となる派遣会社はマージン率をいっさい公開してませんでした(汗)
400円の時給差から考えてもかなり高めに設定されてるのは確実です。
悪徳なニオイがぷんぷんしますけど、マージン率が高いからといって即座にブラックと決めつけられないのも事実です。
受け取ったマージンがすべて派遣会社の利益になるとはかぎらないからです。
派遣スタッフの教育訓練費用だったり、福利厚生費用(有給取得費用など)に充ててる可能性もあります。
個人的には大手の派遣会社に多い気がします。
時給が低く抑えられてる代わりに派遣スタッフへのフォローが手厚いといったメリットもあったりするんですよね。
まぁ同僚の派遣元は零細会社ですし、フォローもまったくないらしいのでクソブラックなだけかもですけど笑
派遣会社選びは慎重に
おなじ派遣先でも派遣会社によって時給がちがう理由がなんとなくイメージできましたか?
派遣で求人を探すときは下調べは入念にやっといて損はないです。
同僚のようにあとでショックを受けて落ち込まないためにも…。
事前の下調べさえきっちりしとけばあとで後悔せずに済みます。
リクナビ派遣であれば複数の派遣会社を比較できるので時給の違いをすぐに確認できます。
求人欄の左下にある『派遣会社』という項目から派遣会社名を確認できます。
まったく聞いたこともない派遣会社の場合は、ググって評判とか口コミもチェックしといたほうがいいですね。
マージン率が掲載されてるかどうかも確認しておきましょう。
掲載されてない派遣会社は闇を抱えてる可能性があるので避けたほうがベターかなと思います。
派遣会社選びは人生の成否を握るといっても過言じゃないのでくれぐれも慎重に。
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