高円寺の人気銭湯「小杉湯」に行ってきました。
銭湯好きならたぶん知らない人はほとんどいないはず。
杉並区に住んでるので高円寺はわりと近所なんですよね。
最近銭湯にハマってるので、どうせならと思い、銭湯好きの聖地に行ってみることに…。
とにかく人が多いですけど、交互浴でバッチリととのえるのは確かです!
ドラマのロケ地にも使われてるので、ドラマ見てから行くと楽しみ倍増します。
目次
1. 銭湯好きの間で話題!小杉湯とは?
高円寺北口から徒歩5分のところにあります。
ねじめ正一の小説名にもなった高円寺純情商店街から一歩入った住宅街にポツンと存在します。
コインランドリー併設型のよくある昔ながらの銭湯です。
お城みたいな屋根(破風屋根と呼ぶらしい)が風格でてます。
昭和8年創業の歴史ある銭湯です。
銭湯自体は古いですけど、古民家を改装したようなテイストで、昔ながらの要素のなかにも、イマドキ感が入っててセンス最高です。
小杉湯
東京都杉並区高円寺北3丁目32−17
営業時間:15:30~1:45
定休日:木曜
✔交互浴の聖地として有名
ぼくが最初に小杉湯を知ったのは1冊の本がきっかけでした。
サ道のロケ地でも使われた『吉の湯』に行ったときに、休憩スペースにとある銭湯本が置いてあったんです。
>> 【サ道】第3話登場!ゆ家和ごころ吉の湯は究極のととのいスポットだった【体験談】
銭湯内は撮影禁止なので、図解イラストがあるとわかりやすいですよね。
本の著者(@enyahonami さん)は小杉湯で番頭兼イラストレーターとして活躍されてる女性で、過去には『情熱大陸』にも出たことがあるそうな。
交互浴の魅力をわかりやすく解説してて、気になって仕方なくなっちゃったんですよね。
※交互浴とは:熱いお湯と水風呂に入ることで自律神経を整え、血行を改善する入浴法
交互浴を広めた銭湯として銭湯好きの間では有名です。
✔ドラマ「昼のセント酒」ロケ地にも
ドラマのロケ地にも使われてます。
2016年放送の「昼のセント酒」で登場します。
主演の戸次重幸が気持ちよさそうにミルク風呂に浸かってましたね。
ドラマ内でも交互浴を実践してて、事前にドラマを見てたので余計に真似したくなりました笑
アマプラ会員なら無料で視聴できますよ。
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小杉湯に行くまえに見ておくことをオススメします。
サボリーマンの内海(戸次重幸)をマネて順番にお湯に浸かると、ドラマの余韻に浸れるので2倍楽しめます。
主人公になりきった気分をあじわうのも粋ですよ。
聖地巡礼って意外と奥が深いんですよねぇ。
✔混雑必至!平日でも開店前から人だかり
ただメディアで何度も取り上げられた人気銭湯なので混雑は避けられないです。
月曜の開店5分前でこの人だかりですからね・・・
一日平均して300人が訪れるのも納得です。
地元民が7割、ミーハー客(自分含む)3割って感じです。
おじいちゃんおばあちゃんはもちろん、20代の若者もけっこう多かったです。
”聖地”と呼ばれるところはどこも似たようなパターンが多い気がします。
ずっと芋洗い状態でしたね。
高円寺は自由人が多すぎるので平日土日とかはあんまり関係ないのかも笑
売れないミュージシャンとか劇団員ぽい人もチラホラいましたし。
2. 小杉湯のお風呂【体験談】
ここからは実際にお風呂に浸かってみた感想です。
浸かったやつだけ紹介しますね。
写真がない代わりに図解イラストでイメージを膨らませて下さい。
塩谷さんの図解マジでわかりやすい…。
【銭湯図解17・小杉湯】高円寺の小杉湯さん(@kosugiyu)。パンフレット用の絵として、全体の図解を描きました。パンフレットは本日より店頭でお持ち帰りできます!#銭湯図解 pic.twitter.com/PQ5scCf0fi
— 塩谷歩波 (@enyahonami) February 4, 2017
2-1. ミルク風呂
小杉湯の名物風呂ともいわれるミルク風呂。
41度のぬるめのお湯は肌触りなめらかでやわらかい印象でした。
とくにヘンな匂いもしないので抵抗なく入れます。
お風呂ビギナーにも入りやすいお湯加減ですね。
2-2. 日替わり風呂
この日はなんらかの薬湯(名前忘れた)でした。
44度の熱めの湯なのでいきなり入ると体中がビリっと痺れました。
1分くらい経過すると熱さにも慣れてきて、カラダが芯からあたたまります。
2-3. 水風呂
熱い湯からのキンキンに冷えた水風呂ザブン。
これぞ交互浴の醍醐味です。
広がった血管がキュッと引き締まります。
キンキンに冷えてるけど、ただ冷たいだけの水風呂とはあきらかにちがいますね。
自然回帰水(上質な軟水)をつかってるのでなんとなく丸みがあるんですよね。
冷たいけどイケる。冷たいけどクセになる。
さすが聖地と呼ばれるだけの水風呂でした。
交互浴を3セットしたら見事なまでにととのいました。
2-4. ツボマッサージ
個人的にこれオススメです。
お湯の中でマッサージチェアに座ってるような気分があじわえます。
9ヶ所のツボが一度に刺激されるので、肩こり腰痛の緩和とかにもよさげです。
2-5. 銭湯全体を通して
ずっと芋洗い状態でしたけど、清潔感がすばらしくて居心地は良かったです。
アメニティも充実してましたし。
フェイスソープとか乳液・化粧水が置いてる銭湯は都内でもめずらしいです。
L字型の浴室の配置も好きですね。
行き来がしやすくて導線がスムーズでした。
富士山のペンキ絵とケロリンの風呂桶のセットも風情があります。
これぞ昭和の銭湯!といった趣を残しつつも、アメニティとかは今風のシティホテル並み。
古めかしさと新しさが融合した都市型銭湯って感じでハイセンスです。
古民家を改装したカフェみたいな立ち位置ですね。
クリエイターが手がけた感がひと目でわかります。
休憩スペースはギャラリーにもなってました。
マンガも並んでるので湯上がり後ものんびり過ごせます。
キングダムが置いてるとテンション上がる笑
4. まとめ
小杉湯はかゆいところに手が届く銭湯でした。
お客様第一の姿勢がよ〜く伝わりましたね。
アメニティの充実ぶりしかり、番頭さんのぬくもりのある接客しかり。
「また来たい!」と思わせるたしかな魅力があります。
小杉湯がなぜ人気なのか、じっさいに行けばすぐにわかりますよ。
どこにでもありそうな銭湯なのに、どこにもない銭湯。
交互浴の聖地はホスピタリティも完ぺきでした。
ととのったどー。
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