長期だと人間関係のしがらみがめんどくさいので、できれば短期派遣でつなぎたいけどそんなことできるかな?
✓本記事で学べること
・短期派遣でつなぐための方法
・短期派遣に向いてる人の特徴
・短期求人の仕事探しのコツ
ここ数年は短期派遣を繰り返しながら生きてます。
2〜3ヶ月働いたら一旦休んで、リフレッシュしたらまた別の派遣先で働く。
気づけばここ数年はこういった働き方になってますが、おかげで心身ともに健康でノーストレスで生きてます。
長期と短期どっちも経験済みですが、短期のほうが人間関係のしがらみが少なくて気楽に感じます。
終わりが見えてると多少きつい仕事でも頑張れますよね。
そこで今回は、短期派遣で働きたい人向けに、短期で繋ぐための方法を共有します。
本記事ではコールセンターやデータ入力など、オフィスワークの短期求人に特化してます。
※軽作業、イベントスタッフなどの短期は考慮してないのでご了承ください
短期派遣でつなぐための方法
前提条件:大都市圏に住んでる
短期で繋ぐには大都市に住んでることが条件ですね。
東京と大阪には本社を構える大企業が多く、関連グループの短期求人も定期的に募集してるので仕事が見つかりやすいです。
福岡にも住んでましたが、東京や大阪に比べるとどうしても求人数で見劣りしちゃいます。
支店経済都市よりも、本社が集まってる都市のほうが派遣求人が圧倒的に多いのが実情です。
東京か大阪に住んでおけば、ひとまず求人に困ることはそうそうないかと。
短期は繁忙期対応がメイン
繁忙期対応の求人が狙い目ですね。
年末とか引っ越しシーズンになると、季節要因で業務量が急増して短期スタッフを募集する業界がでてきますので。
例
・お中元、お歳暮に伴う業務
・引越しに伴う業務(電力・ガスの開栓、料金プラン案内など)
・年賀状、年末調整にまつわる業務
・確定申告に伴う業務
・空調メーカーの故障、修理受付
どれも期間限定の短期募集なので、基本的には更新はありません。
あくまで繁忙期対応がメイン。
ただ業務量次第では、1〜2ヶ月更新を打診されることもあります。
変に期待すると更新がなかったときに焦ってしまうので、基本的には更新はないものと考えておいたほうが安心です。
電力・ガス会社とかの公共サービスにまつわる業務(契約内容に関する問い合わせや料金プラン案内など)は、季節に関係なく一定の需要があるので、業務スキルに問題がないなら更新を打診される可能性が高いです。
それ以外は更新なしの期間限定の業務がほとんどですね。
短期派遣で年間スケジュールを組むならこんな感じ。
例
1〜3月:引越し関連
4〜6月:???
7〜8月:お中元、空調メーカーの修理受付
9〜12月:お歳暮、年賀状
4〜6月は季節イベントが少ないこともあって短期の求人自体が少なめ。
空白の期間ができてしまうので、貯金を貯めておくor単発で繋ぐorクライアントワークするなど何かしら対策が必要です。
僕は副業ブログで収入を得てます。
月数万円の副収入があるかどうかで、気持ち的には全然違います。
短期派遣の収入だけだと不安が尽きませんが、他に収入源があれば空白期間も焦ることなく乗り切れます。
副業するなり、何かしらスキルを身につけておけば、仕事が途絶えた時の繋ぎになるのでお金の不安を減らせます。
在宅でできるWEBスキルがおすすめです。
長期雇用でキャリアアップの道も
スキルに問題がなく、派遣先とのコミュニケーションが良好な場合、派遣先から「長期で働かないか?」と声をかけられることもあります。
短期募集であっても、活躍してくれそうな人材には長期で働いてほしいと考えるのは企業側からすると自然なこと。
採用にかかるコストだったり教育の手間も抑えられますしね。
人間関係も良好で働きやすい職場なら、そのまま長期雇用に切り替えてキャリアアップする選択肢もあります。
仕事内容も社内の雰囲気もわかってるので、最初から長期で入社するのとは心持ちも違いますよね。
短期で入社して、そのまま声をかけられて長期雇用になった人は実際にもたくさん見てきました。
短期にはリピーターも多い
長期は無理でも、短期なら毎年働けるって人もいると思います。
短期スタッフの中には、毎年短期間だけ働くリピーターさんもけっこう多いんですよね。
僕も派遣先から「また年末に誘ってもいい?」と連絡先を聞かれました。
一度働いてて人間関係も築けてるところなら、優先的に採用してくれるので安心ですよね。
短期で繋ぎたいとお考えでしたら、同じ職場を毎年リピートしつつ、季節ごとに職場を変えるという選択肢もでてきます。
そのためにも派遣先で評価されるようにしっかり実績を積んでおくことが大事ですね。
短期派遣に向いてる人の特徴
短期で働くには向き不向きもあります。
下記に当てはまる人は向いてると思います。
・仕事の適応能力が高い
・飽きっぽい性格
・社交性がある、コミュニケーション能力が高い
仕事の適応能力が高い
短期は即戦力で活躍してくれる人材が求められます。
即戦力として活躍してくれなかったら、わざわざ短期で募集するメリットがないので当然ですよね。
そのため研修期間も2〜3日程度と短いですし、教育にかける手間を最小限に抑えてます。
研修も長期雇用と比べるとギュッと詰め込んでるので、最初は頭がパンクしそうな感覚に襲われることもあります。
あたらしい仕事に順応できる適応力が備わってないと正直きついですね。
物覚えがよくて要領のいい人はすぐに慣れるので短期は向いてると思います。
飽きっぽい性格
飽きっぽい性格の人も短期に向いてると思います。
いろいろな仕事が経験できますし、派遣先が変わるごとに人付き合いも勤務地も変わりますからね。
詳しくは下記で深掘りしてます。
社交性がある、コミュニケーション能力が高い
社交性のある人は短期の現場でもすぐに溶け込めます。
職場が変わるたびに人間関係も入れ替わりますが、初対面の人にも物怖じせずに話せる社交性があれば、すぐに職場に馴染めますので。
人見知りがない、誰とでも気軽にしゃべれる人は短期派遣に向いてますね。
実際に短期で出会う人には、コミュ力おばけと呼ばれるような社交性の高い人が多いと感じます。
上記3つの要件にすべて当てはまる人は、短期派遣でストレスなく働けると思います。
短期求人の仕事探しのコツ
短期で探すなら、どこの派遣会社で仕事探しするかも重要なポイントです。
大手派遣会社であっても、短期の求人は取扱いが少ないところも意外と多いですからね。
短期の求人に強いおすすめの派遣会社は下記にまとめてます。
派遣会社は複数登録が一般的
派遣会社は複数登録しておくのが良質な求人を探すコツです。
派遣会社によって時給が違いますし、得意不得意とする求人ジャンルも異なります。
1社しか派遣登録してなかったら、他社にもっと条件のいい求人があっても見過ごしてしまいますよね。
派遣先は複数の派遣会社と契約を結んでる場合が多く、同じ仕事であっても、どの派遣会社を選ぶかによって待遇が異なります。
3〜4社くらい登録しておけば、就業条件を比較できるのでミスマッチが起きにくいです。
登録しすぎるとログインIDの管理とかも大変になるので、3〜4社くらいがおすすめです。
自分に合う働き方を選べばいい
働き方は多様化してます。
短期で繋ぐのも働き方の1つとして、選択肢に入れておけば生きやすくなると思います。
長期で働くのがどうしても辛いと感じるなら、無理してストレスを溜めるより短期で繋いだほうが心身ともに健康でいられます。
人それぞれ性格がちがうように、自分に合う働き方もあれば合わない働き方もありますからね。
身体を壊したら元も子もないので、過度にストレスを溜め込まない働き方を選ぶのは、自分を大切にすることにも繋がると思います。